人生が変わる 歌うこと 音楽

子音と母音

歌には歌詞がありますよね。
メロディに乗せた、歌詞のメッセージを伝えあうところに歌の醍醐味があると思います。
(ヴォカリーゼと言ってメロディを母音だけで「アアアーー」のように歌う場合もあります。)

その歌詞を歌う時、私たちは、例えば「か」なら「k」+「a」というように一度別々に捉えてそれぞれを発音する必要があります。
ところが、私たち日本人は、歌詞をひらがなやカタカナのように子音と母音をセットで捉えるクセが付いていて、それがとっても下手です。
ついつい「ka」を「か」として一文字で、「mi」なら「み」一文字で捉えてしまいたくなります。アルファベットの外国語でさえ、カタカナでフリガナ付けたくなりがちですよね。実はそれは、歌を上手に歌うためには乗り越えてほしい課題の一つなのです。

歌のメロディは、母音の響きの連なりから出来ています。ですのでその音符の拍の頭で母音が歌うようにする必要があります。とすると…?その前にあるべき子音は、前の音符の後ろで発音することになります。

あらあら、大変!
歌詞に書かれてあるひらがなをローマ字に変換して、更に子音を前に??

大丈夫。
じっくり、ゆっくり、マンツーマンで教師と共に、一度分解してまた繋げる作業を繰り返すうちに、貴方も無意識のうちにその作業が出来るようになります。
歌う自分にも、聴くお客様にも、ハッキリきれいに言葉のメッセージが伝わるようになるでしょう。
声楽の発声の仕方を丁寧に学びませんか。新しい世界が開けます。 (2021.9.1)

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