自宅で「ちんすこう」を手作りしました。
ちんすこうとは、クッキーのような沖縄のお菓子です。
教えて貰ったレシピは砂糖控えめで家族に評判。あっという間になくなってしまいました。
でも、「家でも簡単に出来るんですよ~」と教えて貰うまでは、ちんすこうなんて買って食べるものだとばかり思っていました。
小さい子ども達に人気の「グミ」。これも簡単に家で作れるんですよ。分かっている安心な材料だけで手作り出来ます。
そう言えば、今は街に出ればコンビニやスーパーにお菓子があふれ、「お菓子は買うもの」となってしまいましたが、考えてみればちょっと前までは家で手作りするのが当たり前でした。
ゼリーもプリンも、母と一緒に作った記憶があります。
小学校のクラスメイトのお母さんがお菓子作りが上手で、いちどお母さん手作りのシュークリームを御馳走になり、夢のように思ったっけ。
今はお店も商品もあふれる時代。一歩外に出れば近くにコンビニやスーパーがあり、そこには所狭しと菓子類や冷蔵のデザート類が並んでします。フラりと立ち寄って気が向いたデザートを手に取れば、ゼリーでもプリンでもショートケーキでも手に入ります。
でも、もしかして、手作りで得られる材料の安心感や、作る過程を楽しむその豊かな時間を手放しているのかもしれない。
自分の身体、自分の心、自分の声も同じです。
自分の身体や心をいたわり見つめるゆっくりとした時間、声を出す時に感じるかすかな身体の反応をキャッチする感覚は、自分で自分に向き合うから得られます。
その気付きは、実は人生からのステキなプレゼントなのかもしれないのです。